◆ 今週の分子 ◆
連載80(2005/01/20〜):
エテンスルフェン酸の分子振動(ニンニクのにおい関連)

 前回紹介したMOLDAの開発者である広島大学・吉田弘先生には,個人的にもいろいろ教えてもらっただけでなく,時折り協同でWebコンテンツ作成の仕事もさせていただいた。その中でも分子振動データ集は力作で,吉田先生のお持ちの計算データとWeb上で見つけてくれたフリーウェアを使って,本間がHTML化したものである。
 以下のエテンスルフェン酸(ChemFinder情報)は,書籍に出ていたニンニクのにおいの話題を元に別途計算をリクエストしたもので,肝腎のアリシン,アリインの安定構造が見つからなかったが,反応中間体についてトライしていただいた。メールで何回も情報交換した思い出のあるデータである。

◎詳細:分子振動/ニンニクのにおい


731cm-1(計算値)
空間充填  球棒モデル  スティック
アニメーション  OFF
※以下のボタンはアニメーションを停止してから押してください!
静電ポテンシャル  親油ポテンシャル  OFF
構造最適化データ表示(アニメーション不可)

※全振動データ(単位は波数/cm-1,分子別窓に表示;モデル上でマウス右クリックして表示されるメニューのAnimation選択で振動開始)
74 | 102 | 218 | 325 | 383 | 405 | 601 | 703 | 731 | 872 | 939 | 950 | 1029 | 1107 | 1147 | 1223 | 1262 | 1323 | 1435 | 1459 | 1695 | 3028 | 3076 | 3126 | 3152 | 3212 | 3792


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